2021.03.09
東日本大震災発生から間もなく10年
東日本大震災の発生から、間もなく10年を迎えようとしています。
被害に遭われた方々には、心からお見舞い申し上げます。
今でも鮮明に残る、私の震災当時の記憶。
前日に実母の葬儀を終え、気持ちを切り替えて頑張ろうと思った矢先、大きく長い揺れで、大事なお酒も数えきれないほど失う事に..
精神的に、かなり落ち込みました。
それでも急ピッチで片付けを済ませ、2日後には店を再オープン。
いま思うと天国の母が、「いつまでもクヨクヨしないで、早く店を開けなさい」と、後押ししてくれたのでしょう。
再オープン時、酒は殆ど売れませんでしたが、当時は食料品も扱っていたので、少しは周辺の方々の役に立てたかと、思っています。
大震災から10年の節目に、コロナ禍で新たな試練に直面していますが、明けない夜はありません!!
終息を迎え、皆が笑顔で過ごせる毎日が来ることを祈りましょう!
さて今回は最近評判が上昇中の、山形・六歌仙(ろっかせん)さんの
春酒をご紹介♪
白と淡いピンクのパッケージが、いかにも春~な、
純米吟醸生酒「Sakuri・さくり」です☆
この作品は、冬の間たっぷり降った雪の中で、二か月ほど寝かせた「雪室熟成酒」なのです!
サブタイトルのSakuriってどういう意味? さくらの間違いでは..
雪の中から「さくりっ」と酒瓶を掘り出す様子から、名付けられたそうです。なるほどね
冷蔵庫熟成とはひと味違うとのことで、果たしてその正体は?!
ライチを想わせる香りがみずみずしく、華やぎは控えめで、食中酒として良さそう。
お口の中で転がすとキュートな酸が広がって、一瞬にぎやかになった後、じつに穏やかな感触がふわ~♪
それは「カドのとれた」という表現がぴったりの、まん丸さを極めた旨み! ほど良い甘さも心地いい~(^^)
温度がほぼ一定の雪の中の凛とした空気が、この新酒らしからぬ、落ち着いた味わいを生むのです☆
六歌仙のSakuriは、720MLが1650円・1.8Lは3250円(税込)で販売中!
河北新報に雪掘りの記事が載って、いい感じに売れていますので、ご利用はお早めにどうぞ!